大相撲夏場所(5月8日初日・両国国技館)に向けた合同稽古第2日は22日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、新小結の春場所を勝ち越した22歳の豊昇龍が意欲的に17番取り、10勝7敗だった。元大関の平幕高安は9勝3敗と貫禄を示した。横綱、大関陣や先場所で初優勝を果たした関脇若隆景は、初日に続いて参加しなかった。
豊昇龍は高安や霧馬山らと白熱した相撲を取った後、ぶつかり稽古で全身泥だらけになった。消極的だった前日から一転し「体の動きは良かったが、もう少し番数を取りたかった。残り2日間は増やしていきたい」と笑顔で話した。