18歳・藤波朱理「毎日進化する」レスリング・アジア選手権 女子53キロ級V
ウランバートルで開催中のレスリングのアジア選手権で22日に優勝した女子53キロ級の藤波朱理(日体大)が23日、オンラインで取材に応じ「喜んでばかりはいられない。これから研究もマークもされていくと思うので、毎日進化していきたい」と表情を引き締めた。
昨年の世界選手権を制した18歳の藤波は全4試合でテクニカルフォール勝ち。日本協会によると、2017年9月からの公式戦連勝を97に伸ばした。「記録は気にせずに、強くなることに集中していく」と話した。
21日に女子50キロ級を制した吉元玲美那(至学館大)は「結果を出して安心しているが、ばたばたした部分もあったので修正する」と課題を挙げた。6月の全日本選抜選手権では同級で東京五輪金メダルの須崎優衣(キッツ)が復帰予定。2年後のパリ五輪代表争いを見据え「覚悟を持って試合に臨む」と意気込んだ。