スケボー中山楓奈、Xゲームで初銀メダルも大観衆に圧倒「緊張しすぎて泣いた」

 スケートボード女子ストリート決勝 中山楓奈の演技(撮影・堀内翔)
 スケートボード女子ストリート 準優勝の中山楓奈(撮影・堀内翔)
2枚

 「Xゲーム・千葉大会」(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 スケートボードのストリート女子決勝が行われ、東京五輪銅メダルの中山楓奈(16)=ムラサキスポーツ=が2位に入り、プロ最高峰のXゲームで自身初の銀メダルを獲得した。

 日本初開催となった大舞台。ただ、16歳に楽しむ余裕はなかった。「緊張しすぎて途中で泣いてました」。昨夏の東京五輪は無観客だったが、今回は有観客。日曜日とあって1万人以上の観客が熱視線を送った。中山は本番直前の練習で、大観衆を目にし「人がいっぱいいる」と圧倒されて涙。緊張からか1、2本目はミスも出たが、「ケガしてもいいから、全部(の技を)死ぬ気で乗ろうと」と歯を食いしばり、ラストで難易度の高いトリック(技)を決めて勲章を手にした。

 五輪メダリストとしての重圧は「少し感じた。とても緊張した」というものの、ルーティンを完遂し「自分のやろうとした技を出せて良かった」と胸を張った。一方、優勝したライッサ・レアウ(ブラジル)が楽しみながら技を決めているのを目にし、「今のままだったら勝てないと思った。1位になれるようにもっと頑張りたい」とさらなる成長を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス