男子2000メートル障害で楠康成が日本新、会社社長と二足のわらじ 兵庫リレーカーニバル
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「陸上・兵庫リレーカーニバル」(24日、神戸ユニバー記念競技場)
男子2000メートル障害で、昨年の日本選手権で3000メートル障害6位の楠康成(28)=阿見アスリートクラブ=が、阪口竜平(SGホールディングス)の持つ日本記録(5分29秒89)を更新する5分29秒11で優勝した。
一昨年に1500メートルから転向。今年初の障害レースとなり「自分の得意な距離(2000メートル)の障害。日本記録より自分らしいレースをと思っていた」と、無欲で記録を樹立した。昨年12月にマネジメント関連の会社を立ち上げた経営者でもある。二足のわらじは「両立がモチベーションになる」と前向きだ。
東京五輪3000メートル障害で三浦龍司(順大)が7位入賞を果たし、注目が集まる種目だけに「若いパワーが簡単に(壁を)突破してくれた。素直に受け止めて自分のできることを積み重ねたい」と話していた。