中山楓奈 気合の銀「とても緊張したが、五輪の時にはやりたかった技ができた」
「Xゲーム・千葉大会」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
スケートボードのストリート女子決勝が行われ、東京五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)が初の銀メダルを獲得し、パーク男子は永原悠路(ALUT)が4位だった。
中山は五輪銅メダルに続き、プロ最高峰の大会で自身初の銀メダルを獲得した。「とても緊張したが、五輪の時にはやりたかった技ができた」。ただ、大舞台を楽しむ余裕はなく「緊張しすぎて途中で泣いてました」と告白。大観衆に圧倒されて1、2本目はミスも出たが、「ケガしてもいいから全部(の技を)死ぬ気で乗ろう」と歯を食いしばり、ラスト3本目で高難度の技に成功。気合と根性で勲章をつかみ取った。
一方、優勝したライッサ・レアウ(ブラジル)が楽しみながら技を決めているのを目にし「今のままだったら勝てない。1位になれるようにもっと頑張りたい」と、さらなる成長を誓った。