樋口新葉が都民スポーツ大賞を受賞 今後は「五輪に戻って、北京より上を目指したい」
2月の北京五輪のフィギュアスケート団体で銅メダルを獲得した樋口新葉(21)=明大=が25日、東京都庁で「東京都栄誉賞及び都民スポーツ大賞表彰式」に出席した。都民スポーツ大賞を受賞した樋口は、「すばらしい賞を頂くことができてうれしい。これからも頂いた賞に恥じないように頑張っていきたい」と笑顔だった。
樋口は北京五輪について「五輪でいくつかの目標は達成できたんですけど、まだ悔しい部分や足りない部分も感じた」と振り返った。「同じ五輪に戻ってきて、北京での演技よりもっと上を目指したいと思いました」と、4年後の目標を掲げた。
会見には樋口と、北京パラリンピックに出場した村岡桃佳(トヨタ自動車)、川除大輝(日立ソリューションズJSC)、森井大輝(トヨタ自動車)が出席し、北京五輪のスピードスケート女子でキンを含むメダル4個を獲得した高木美帆(日体大職)がビデオメッセージを寄せた。表彰状を選手に手渡した小池百合子都知事は、「夢と希望と活力を頂きました。これからもアスリートのみなさんと共にスポーツの力で東京を盛り上げて参りたい」とエールを送った。