フィギュアスケート女子の世界最高得点保持者のカミラ・ワリエワ（１６）＝ロシア＝が２６日、モスクワで開催されたウラジーミル・プーチン大統領による北京五輪・パラリンピック金メダリストらへの表彰式に出席。露メディア「ＲＩＡノーボスチ」などによると、この日、誕生日を迎えたワリエワはスピーチでは「親愛なるウラジーミル。お会いできる時間を作っていただき、非常にうれしく思って居ます。１６歳の誕生日に大統領から賞を受賞できて、光栄です。スポーツを愛し、アスリートをサポートしていただき、ありがとうございます」と、感謝を述べたという。ワリエワはドーピング問題で確定はしていないが、団体戦で１位だったため、会に出席した。

　プーチン大統領は、五輪中、ドーピング問題に揺れたワリエワについて「スポーツを芸術に引き上げた。あのような完璧さは、薬や不正で達成できるものではない」と擁護。批判については「無視していい」と、助言した。