AS・日本代表チームFR「チェス」披露 海外ドラマでチェス研究
「アーティスティックスイミング・日本選手権」(3日、東京辰巳国際水泳場)
チーム・フリールーティン(FR)が行われ、世界選手権(6~7月、ブダペスト)日本代表(吉田萌、京極、佐藤友、木島、比嘉、柳沢、藤井、吉田理、鈴木、細川)は93・9000点だった。オープン参加のため順位は付かないが、全体トップの点数だった。
チームTRのテーマは「チェス」。駒を連想させる縦、横の隊形移動や、両手を頭の上に掲げ、キングの冠形をつくる振り付けで観客を魅了した。中島貴子ヘッドコーチは「日に日に持てる力は出せるようになってきている。今できる7割ぐらいの力は出せたと思う」と評価した。
東京五輪代表の吉田萌(ザ・クラブピア・88)は海外ドラマを見てチェスを研究。「振り付けのイメージが分かりやすくなる」とチームメートにも感覚を共有し、演技向上に努めているという。世界選手権へ向けて「まだまだ修正箇所はある。それにどう向き合っていくかがキーポイントになる」と、語った。