14歳・比嘉もえ「楽しかった」 チーム・フリールーティンで“全体トップ”
「アーティスティックスイミング・日本選手権」(3日、辰巳国際水泳場)
チーム・フリールーティン(FR)が行われ、世界選手権(6月開幕、ブダペスト)日本代表(吉田萌、京極、佐藤友、木島、比嘉、柳沢、藤井、吉田理、鈴木、細川)は93・9000点だった。オープン参加のため順位は付かないが、全体トップの点数だった。
元プロ野球広島の寿光さん(41)を父に持ち、史上最年少の14歳で代表入りした比嘉もえ(AS広島)は「すごいしんどかったけど、楽しかった」とデビュー戦を振り返った。前日は父も会場で観戦。直接話す機会はなかったが「去年の自分とはレベルアップしたところを見せられたかな」と笑顔で語った。
24年パリ五輪の星として期待がかかる。「(隊列に)並べなかったり、課題がたくさんあった。普段の練習だけじゃなくて自主練も積んで直していきたい」と向上心も十分。初の世界選手権へ「メダル獲得はもちろん、一つでもいい色のメダルが取れるように頑張りたい」と意気込んだ。