小林陵侑 MVP「満足せずぶっ飛んでいきたい」 30年札幌五輪にも意欲
全日本スキー連盟は10日、今季優秀な成績を収めた選手を表彰する「SNOW AWARD」を都内で開催した。北京五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(25)=土屋ホーム=と、スノーボード男子ハーフパイプ金メダルの平野歩夢(23)=TOKIOインカラミ=の2人が最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。
表彰式に出席した小林は「最高です。すごくいい結果が出て素晴らしいシーズンになった」と胸を張った。五輪では金、銀のメダルを手にし、W杯でも総合優勝を果たしただけに「自分としてもきっと(MVPに)選ばれるんじゃないかと思った」とちゃめっ気たっぷりに笑い、「これで満足することなく(今後も)ぶっ飛んでいきたい」と力を込めた。
また、この日から2030年札幌五輪招致が本格化。日本の冬の顔となったエースは「僕自身、地元(日本)で活躍できることはすごく楽しみ」と心待ちにした。