平幕隆の勝が2敗死守で単独トップに 3敗で照ノ富士、霧馬山、宇良ら5人が追走

豊昇龍を寄り倒しで破った隆の勝(撮影・金田祐二)
碧山を寄り切りで破った宇良(撮影・金田祐二)
翔猿を寄り切りで破った霧馬山(撮影・金田祐二)
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 「大相撲夏場所・11日目」(18日、両国国技館)

 平幕の隆の勝(常盤山)が豊昇龍(立浪)を寄り倒して2敗を守り、単独トップに立った。2敗だった平幕の一山本(放駒)は志摩ノ海(木瀬)に押し倒され、3敗に後退した。

 横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)は関脇阿炎(錣山)を押し出して、3敗を死守。平幕の宇良(木瀬)は3敗同士の対戦となった碧山(春日野)を寄り切った。平幕の霧馬山(陸奥)は翔猿(追手風)を寄り切り、平幕の佐田の海(境川)も若元春(荒汐)を寄り倒して、3敗を守った。

 単独トップの隆の勝を照ノ富士、霧馬山、宇良、佐田の海、一山本の5人が3敗で追う展開となった。

 大関正代(時津風)は玉鷲(片男波)を突き落として、4勝目。大関御嶽海(出羽海)は関脇若隆景(荒汐)に寄り切られ、6敗目を喫した。大関貴景勝(常盤山)は遠藤(追手風)を突き出して、6勝目を挙げた。

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