競泳・大橋悠依が世界選手権へ手ごたえ「(東京)五輪よりも速く泳げる感覚ある」 欧州遠征へ

 競泳女子で東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)が19日、都内で世界選手権(6~7月、ブダペスト)の出発前に取材に応じた。開幕まで1カ月以上あるがスペイン・バルセロナやフランス・カネで行われる欧州グランプリに出場するなど、海外で調整をする予定だ。

 ブダペストの会場は2017年世界選手権の200メートル個人メドレーで、銀メダルを獲得した思い出のあるプール。「相性はいい。5年前みたいな周りも自分もワクワクするレースができるんじゃないかと思っている」と意気込みを語った。

 3月に行われた選考会では、金メダリストの重圧に苦しみ、400メートル個人メドレーで3位と涙したが、その後練習を積み重ねる上で自信も取り戻してきた。「すごく練習も充実して、トレーニングの成果も結構出てきている。自分の目指していた感覚が、より近づいている。(東京)五輪より速く泳げるという感覚が自分の中にはある」と、自身への期待を語った。

 海外試合は昨年東京五輪後に行われた国際リーグ(ISL)ぶり。まずは欧州グランプリで試合勘を取り戻す。「競り合ってレースをするのはなかなかない。その時に落ち着いて自分のレースができるかどうか。前哨戦としていい勝負ができればいいなと思う」。世界選手権へ向けて、1カ月以上の長期遠征を戦い抜く。

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