幕下筆頭の西川 勝ち越しで新十両へ大きく前進「いつも以上に気合入った」 大相撲夏場所
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「大相撲夏場所・13日目」(20日、両国国技館)
西幕下筆頭の西川(武隈)が十両の貴健斗(常磐山)を撃破し、4勝3敗で勝ち越し。新十両へ大きく前進した。「いつも以上に気合が入った」と、立ち合いから手を休めることなく攻め続けて、右を差して寄り切り。「(新十両は)まだ分からない。勝ち越すことができてホッとしています」と、安どの表情を見せた。
この日の朝は武隈親方(元大関豪栄道)から「気合で負けんなよ」と、ハッパをかけられ力に変えた。勝ち越しを決め、部屋から初の関取誕生に期待が高まる。西川は「自分の相撲は押し相撲なんで、そこはどんどん伸ばしていければ」と、先を見据えた。