東京五輪400M障害代表の黒川和樹 ギリギリVに反省「変なレースしちゃった」
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「陸上・関東学生対校選手権」(22日、国立競技場)
男子1部の400メートル障害決勝が行われ、東京五輪代表の黒川和樹(20)=法大=が49秒22で2連覇した。
好スタートを切ったが、中盤にスピードを緩めてしまい、終盤は後続に追いつかれそうになるギリギリのレースだった。何とかトップでゴールし「勝ち切るのが前提だった。しっかり勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情。一方で「変なレースしちゃった」と苦笑いもし、「後半刺されかけた。ちゃんと修正しないといけない」と反省しきりだった。
5月1日の木南道考記念で世界選手権(7月、米オレゴン州)の参加標準記録(48秒90)を突破しており、6月の日本選手権(大阪)で3位以内に入れば世界選手権代表に決まる。日本選手権へ、「今年まだPB(パーソナルベスト)が出ていない。PBを狙いにいこうかな」と意気込んだ。