大坂なおみはストレート負けで全仏5年ぶり1回戦敗退 負傷の左足影響、ダブルフォルト8本で自滅

女子シングルス1回戦でプレーする大坂なおみ=パリ(共同)
女子シングルス1回戦でプレーする大坂なおみ=パリ(共同)
女子シングルス1回戦でポイントを奪われた大坂なおみ=パリ(共同)
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 「テニス・全仏オープン」(23日、パリ)

 女子1回戦が行われ、4度の四大大会優勝を誇る世界ランク38位の大坂なおみ(24)=フリー=は世界28位のアマンダ・アニシモバ(米国)と対戦し、5-7、4-6でストレート負けに終わった。大坂の全仏1回戦敗退は2017年以来5年ぶり(20年は欠場)となった。

 蛍光イエローを基調としたウエアで登場した大坂。前哨戦のマドリードオープンで痛めた左アキレス腱が不安視される中での戦いとなった。

 1月の全豪オープン3回戦で対戦した両者。当時は大坂は第1セットを奪ったものの、その後、2セットを奪われて逆転負けを喫した。全仏では19年に4強入りも経験している20歳の成長株に対して、第1セットはいきなりブレーク合戦。第1ゲームは30-40からダブルフォルトでブレークされたが、第2ゲームは奪い返した。第3ゲームで再びブレークされたが、第6ゲームで再びブレーク。一進一退で終盤へ。ただ、5-5で迎えた第11ゲームの勝負所で再び痛恨のダブルフォルトを喫し、ブレークを許すと、そのままセットを奪われた。

 第2セットは互いにキープする展開が続いたが、第7ゲームに再び勝負所でダブルフォルトを連発し、先にブレークを許した。左足を気にする場面が増え、動きも鈍り、そのままアニシモバに押し切られた。ダブルフォルトは計8本を数えた。

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