プルシェンコ夫妻が7000万円詐欺被害訴え 施設建設巡りトラブル 業者は否定 露報道
フィギュアスケート男子06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏と、その妻ヤナ・ルドコフスカヤ氏が、ロシアで運営するスポーツクラブの施設建設を巡り、3100万ルーブル(約6800万円)の詐欺被害を訴えたと24日、ロシアメディアが報じた。
ルドコフスカヤ氏がSNSで告発。露メディアの「チャンピオナット」によると、夫妻はアイスアリーナに隣接する体育館の拡張と、自宅の増築を計画。ルドコフスカヤは知り合いの建設業者を雇ったが、特別軍事作戦(ウクライナ侵攻)を理由に、資材購入のために現金を求められ、3100万ルーブルを支払ったが、直後にその業者はしばらく姿を消した。その後、姿を見せたが、作業に着手しなかったといい、警察へ被害を訴えた。SNSでは「刑務所に行き、最も厳しい罰を受けることを望んでいる」と、訴えた。
一方で「スポルトエクスプレス」によると、業者側は「ジムは建設しており、家の増築も始めている。彼女のマネージャーが介入して陰謀がかき立てられるようになった。お金の返還の書面を書くことを強要された」と、詐欺を否定しているという。