陸上・山縣亮太、日本選手権を欠場「改革中なのでもう少し時間を」昨年10月右膝手術
陸上男子短距離の東京五輪代表で、100メートルの日本記録を持つ山縣亮太(29)が、世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権(6月9日開幕、大阪)を欠場すると発表した。所属のセイコーが25日、明らかにした。
山縣は昨年10月に右膝を手術。4月には報道陣の取材に「回復は順調」と話したが、「完全に治したい思いが強い」とし、24年パリ五輪に照準を定め、復帰時期は定めずに調整していく意向を示していた。
山縣は自身のツイッターを更新。「今回の日本選手権を欠場することに致しました。楽しみにしてくださっていた皆様申し訳ございません。30歳節目のレースに出場できないことは私自身大変残念ですが、来年、再来年に向け色々改革中なのでもう少し時間を頂けると幸いです。今後とも変わらぬご声援の程よろしくお願いします」と思いをつづった。