「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、埼玉１８－１２東京ＳＧ」（２９日、国立競技場）

　ロースコアの決勝を埼玉が制し、リーグワン初代王者に輝いた。昨季のトップリーグ（ＴＬ）ラストシーズンに続く“２連覇”にもなった。

　前半６分にＰＧで先制点を奪われたが、同１４分にＳＯ山沢拓也が約５０メートルのＰＧを決め同点。同２８分にはＷＴＢマリカ・コロインベテのトライで１０－３とリードして前半を折り返した。

　後半はＰＧでの奪い合いだった。相手のＦＢダミアン・マッケンジーに連続ＰＧを許し、１０－９と追い上げられた。同２４分には山沢がＰＧで返すと２分後にはマッケンジーも決め１３－１２と接戦で進んだ。

　差を付けたのは同３４分。ＣＴＢディラン・ライリーがトライ。１８－１２とした。最後は猛攻を受けながら６点差を守り抜き勝利した。