激戦制した埼玉 ロビー・ディーンズHCが9季目続投へ リーグワン連覇託す
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、埼玉18-12東京SG」(29日、国立競技場)
埼玉(レギュラーシーズン2位)が東京SG(同1位)を18-12で破り、新リーグ初代王者に輝いた。トップリーグ(TL)時代から“2連覇”で単独最多6度目の優勝。先制を許したが2トライを奪い、激戦を制した。ノートライに抑える堅い守備も光った。新型コロナウイルスの影響で開幕から2試合不戦敗の逆境から16連勝と圧倒的な強さで締めた。
埼玉のロビー・ディーンズ・ヘッドコーチ(HC=62)が9季目となる来季も続投することが29日、決定的となった。ニュージーランド出身で現役時代は同代表5キャップ。これまでスーパーラグビー(SR)クルセイダーズやオーストラリア代表監督を歴任してきた。埼玉の指揮官には14年に就任した。TL優勝3回、準優勝1回など実績は十分でリーグワン連覇へ指揮を託された。