卓球Tリーグ初の個人戦に“非所属”選手も出場可 パリ五輪代表選考ポイント対象

 卓球Tリーグは1日、今年初めて開催する「Tリーグ個人戦」(8月13~14日・トッケイセキュリティ平塚総合体育館)の大会概要と出場選手の選出基準を発表した。男子は16人、女子は24人のトーナメントで争われ、今年6月末までにTリーグに登録していることが出場への第一条件になるが、日本協会の強化本部が選ぶ出場枠では、Tリーグ所属選手以外にも門戸が開かれることになった。

 Tリーグ初の個人戦は、24年パリ五輪代表選考ポイントの対象になっており、最大25点(=優勝)が付与される。

 男子16人、女子24人の出場選手は日本選手に限られ、まずは6月末までにTリーグに登録していることが条件。3月に行われた「ライオンカップ・トップ32」で8強以内の選手、また、Tリーグ実行委員会推薦で各チーム最大2人が出場資格を得られる。ただ、上記の条件で1チームから出られるのは最大3人まで。残った枠は、Tリーグ所属選手に限らず、日本協会強化本部によって選ばれる。

 主要選手では5月31日時点で、男子は張本智和(IMG)、丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)、吉村真晴(愛知ダイハツ)、及川瑞基(木下グループ)、女子は早田ひな(日本生命)、石川佳純(全農)、平野美宇(木下グループ)、木原美悠(エリートアカデミー)らがTリーグへの登録を終えている。

 一方、東京五輪女子代表の伊藤美誠(スターツ)はTリーグには初年度から参戦しておらず、男子で全日本王者の戸上隼輔、宇田幸矢(ともに明大)らは来季のTリーグに登録していない。

 ただ、1チームから出場できる選手数の上限を設けているなどの関係上、Tリーグに登録しないまま今大会に出場した選手は、22年12月末までTリーグに加入できない。

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