競泳男子で東京五輪２００メートルバタフライ銀メダルの本多灯（日大）が２日、１８日に開幕する世界選手権（ブダペスト）の出発前に取材に応じた。「４００メートル個人メドレー、２００メートルバタフライの２種目ともメダルを獲って帰ってきます」と意気込みを語った。

　５月１日まで行われた日本選手権後は、国立科学センター（ＪＩＳＳ）で合宿を行っているという。「いい強化ができて、スピードもでている。ちゃんと調整すればハンガリーではいい結果、僕もどれぐらい（タイムが）でるか期待しているところもある」と充実した練習に自信が表れていた。

　世界選手権への出発は６日。競泳の最終日は２５日で、長期の遠征となる。リフレッシュはアニメを見ること。「今、めっちゃハマっているのはドラゴンボール。アニソンやＢＧＭを聞きながら、気持ちを高めてレースに臨みます。セル編が好きで、かめはめ波を思い出している」と語った。

　東京五輪後に出演したテレビ番組では、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクター、キラークイーンのポーズを披露したことも。世界選手権でも披露するのかと問われると、「気持ちがうれしすぎたりしたら、勝手にやっちゃうと思います」とにやりと笑った。