男子バレー石川祐希主将「パリに向けて負けられない」8日初戦ネーションズリーグ 8強目標に
バレーボール男子日本代表のエースで主将の石川祐希(26)=ミラノ=が3日、オンラインで取材に応じた。24年パリ五輪出場権も懸かるネーションズリーグ予選ラウンド第1週(ブラジル)へ向けて「パリにつながる重要な大会。目標はファイナル8進出。非常に難しく、厳しい試合になるがステップアップになる」と力を込めた。
2週間前に代表に合流し、合宿を消化した。イタリアのシーズン終了後に応じた取材で「もう1、2人リーダーを作りたい」と語っていた石川。代表チームに変化があったといいい「全員がリーダーシップを発揮している。全員が鼓舞をして、チームを引っ張っていこうという意識を持っていた」と手応えを語った。
チームの状態は上向きで、合宿中に行われた親善試合では世界ランキング1位のブラジルに3-0のストレート勝ち。「雰囲気的に大崩れしない。個人がやるべきことをやれている。コートでも自分たちの話ではなく、相手の話ができる。不安要素がない中で戦えている」とうなずいた。
初戦は8日(日本時間9日)オランダ戦。「パリに向けて負けられない。世界ランキングを常に上位に保っていくことが目標」と気を引き締めた。