スピードスケート女子５００メートルの１０年バンクーバー、１４年ソチ五輪２連覇のイ・サンファ（李相花）が７日、自身のインスタグラムを更新し、親友の１８年平昌五輪金メダリスト、小平奈緒（３６）＝相沢病院＝との２ショット写真を投稿した。５月に来日し、長野を来訪したそうで「奈緒選手の招待で来日しました。共感し、意見を共有できる貴重な時間でした」と、小平に抱きついた写真とともに綴った。

　１０月の長野でのレースを最後に現役を引退する小平に、「後悔しないように自分のステージを走り抜けよう！！！私も応援するよ！！頑張って！！！あなたが恋しい」と、エール。小平も「本当にいい時間だった。サンファ、がんばるよ～」と返信している。

　長く世界の舞台で切磋琢磨してきた２人は、親交を深め、日韓のお互いの家に招待するなど、絆は深かった。平昌五輪では３連覇の懸かった自国開催の五輪で２位となり涙ぐむイ・サンファに、優勝した小平が寄り添ってねぎらい、抱き合った場面が日韓のファンの感動を呼んだ。北京五輪ではケガもあり、苦しいレースとなった小平を解説席から涙を流しながら応援するイ・サンファの姿があった。

　リスペクトし合う２人の姿にコメント欄には「お二人の友情はホントに素敵です」、「最高の友情だ」と、感動の声が寄せられている。