体操女子の杉原が第一線退く意向 リオ、東京両五輪代表

 体操女子で2016年リオデジャネイロ、昨夏の東京両五輪に出場した杉原愛子(22)=武庫川女大=が8日、18日開幕の全日本種目別選手権(東京体育館)を最後に競技の第一線から退くとインスタグラムで発表した。平均台と床運動に出場予定で「体操の魅力、楽しさ、おもしろさを伝えられるように心を込めて頑張ります」と記した。

 大阪府出身。4種目の総合力の高さを武器に15年NHK杯で初優勝し、リオ五輪では日本の48年ぶりの団体総合4位に貢献した。17年世界選手権では平均台で新技の「足持ち2回ターン」を決め「スギハラ」と命名された。東京五輪では団体総合5位だった。

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