体操女子・杉原愛子が競技生活「一区切り」 「モチベーション維持が難しくなってきた」
体操女子の杉原愛子(22)=武庫川女子大=が8日、自身のインスタグラムを更新し、全日本種目別選手権(18日開幕、東京体育館)を持って、競技生活を「一区切り」にすると発表した。
大きな決断に至った。インスタグラムでは競技生活を「引退」という言葉はあえて使わず、「一区切り」とつづった杉原。「人生をかけて挑んだ2020東京オリンピックが終わった後、身体的コンディションや気持ちのモチベーションの維持が難しくなってきたのがきっかけ」と説明した。
16年リオ五輪、20年東京五輪代表として日本をけん引してきた存在。集大成の演技は全日本種目別選手権の平均台と床運動になる。今後の活動については、「体操人として体操の魅力を多くの方々に知ってもらえる様、エキシビションなどを通じ競技者ではなく演技者として活動を継続していきたいと考えています」と、つづった。