小池が10秒13で準決1組1位突破 桐生は4位で決勝進出は微妙に
2枚
「陸上・日本選手権」(9日、ヤンマースタジアム長居)
男子100メートル準決勝が行われ、1組では、東京五輪代表の小池祐貴(27)=住友電工=が10秒13(追い風0・5メートル)の1位で10日の決勝進出を決めた。
元日本記録保持者の桐生祥秀(26)=日本生命=は10秒24で同組4位となり、決勝進出は残る2組の結果次第となった。
レースは後半に力強い伸びをみせた小池が1位でフィニッシュ。今季4月の出雲陸上後は右太もも裏の違和感で戦線から離れていた桐生はやや苦しい走りとなり、し烈な3位争いに敗れた。
小池は決勝で今夏の世界選手権(7月、米オレゴン州)の参加標準記録の10秒05の突破と初優勝を狙う。