松島幸太朗が井上尚弥から刺激 W杯へ意気込み新た「またモチベーション上がった」
ラグビーのフランス1部リーグ、クレルモンを今季限りで退団するバックスの松島幸太朗(29)が10日、オンラインで会見に臨み、親交のあるボクシング3団体世界王者の井上尚弥から刺激を受けたことを明かした。
7日のドネア戦の中継を観戦。試合後には「またモチベーションが上がった」と連絡したという。同じ29歳の“怪物”に「有言実行しているのがすごい」と感嘆。自身も「来年のW杯に向けて、レベルを保ち続けたうえで、伸ばせるところは伸ばしていきたい」と意気込みを新たにした。
フランスでの2年間では、プレー中の状況判断の速さなどで成長を実感。来季はリーグワンでプレーする。移籍先はまだ明言しなかったが「自分の価値を高めたい。優勝を目指して毎試合、出たい」と抱負を語った。4月に右肩を脱臼し、現在宮崎合宿中の日本代表は選外。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチからは11月のフランス戦での復帰を期待されたといい「しっかり体を休めて、治して強くしたい」とパワーアップを誓っていた。