東京五輪組奮わず デーデー、山下が予選落ち 飯塚、小池はタイムで薄氷決勝へ 男子200M
「陸上・日本選手権」(11日、ヤンマースタジアム長居)
男子200メートル予選が行われ、東京五輪代表組が苦しんだ。
1組では五輪リレー代表のデーデー・ブルーノ(セイコー)が21秒04で4着に終わり、決勝に進めず。「練習不足が大きく出た」と、うつむいた。東京五輪200メートル代表の山下潤(ANA)は21秒16で6着だった。
2組ではリオ五輪リレー銀メダリストメンバーの飯塚翔太(ミズノ)が20秒84で3着。なんとかタイム上位2人の中に入り、決勝進出を果たし「チャンスをもらったので、そのチャンスをものにして決勝で狙っていきたい」と、話した。
3組は前年覇者の小池祐貴(住友電工)が20秒72で3着。こちらもタイム上位者で決勝に残った。「スピードがコーナーで上がっていない」と話し、「成果を出してないんで。最低限結果出して代表権を取って日の丸をつけるのが最低の仕事」と、見据えた。