三浦龍司が貫禄2連覇で世陸代表内定「これはスタート地点」圧巻スパート 国内敵なし証明
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「陸上・日本選手権」(11日、ヤンマースタジアム長居)
男子3000メートル障害決勝が行われ、東京五輪7位の三浦龍司(順大)が8分14秒47で2連覇を飾った。すでに参加標準記録を突破しており、今夏の世界選手権(7月、米オレゴン州)代表に内定した。
序盤から積極的に集団を引っ張ると、ラスト2周からグンとペースアップ。降りしきる雨を切り裂きながら、圧巻のスパートで国内に敵がいないことを証明した。「これは自分にとって、スタート地点。まだまだ身体的な強化をしていかないと。世界選手権は五輪の時にように、積極的にいきたい」と、冷静に語った。