ISU露理事、国際大会復帰は「特別作戦完了後すぐ」理由は「日本は露のフィギュアが大好き」

 ロシアメディアの「スポルトエクスプレス」は15日、先日タイ・プーケットで行われた国際スケート連盟(ISU)総会でロシアから理事に選出されたアレクサンドル・キバルコ氏とのインタビューを報じた。

 ウクライナ侵攻を受けて、除外措置を受けている国際大会へのロシア選手の復帰について、同氏は「ウクライナでの特別作戦完了後、すぐに復帰できる」との見通しを述べた。

 特にフィギュアスケートにおいて「ロシア人が主要なアスリートだ」と述べた上で、ISUの財務報告によると、最大の収入源であるテレビ、メディアの放映権料の中で多くのパートが占めるアジア、特に日本であることから「日本人はロシアのフィギュアスケートが大好きです。彼らは待っています」と、話したという。

 ISUは3月1日に、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシア、ベラルーシ両国の選手、関係者の国際大会除外を決定。北京五輪で金メダルを獲得した女子のシェルバコワ、銀メダルのトルソワ、世界最高得点を持つワリエワらが同月の世界選手権に出場できなくなった。ISU総会では除外措置について、新たな理事会による決定があるまで、延長することが確認された。

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