スケボー堀米雄斗、親友・那須川天心にエール「絶対勝って」19日武尊戦は現地観戦へ
スケートボード・ストリート男子で東京五輪金メダリストの堀米雄斗(23)=ミクシィ=が16日、都内で行われたトークイベントに登壇した。親交の深いキックボクシングRISE王者・那須川天心(23)がK-1王者の武尊(30)との夢の頂上決戦に臨む格闘技イベント「THE MATCH」(19日・東京ドーム)を現地観戦することを明かし、「絶対に勝ってほしい」とエールを送った。
同学年の那須川とは昨夏の東京五輪前から意気投合し、親交を深めてきた。昨年大みそかの「RIZIN」では、那須川の試合前に堀米が滑りを披露。逆に、4月の「Xゲーム」では那須川が会場まで応援に訪れ、堀米が優勝が決まった瞬間もコース上で電話するほど仲むつまじい様子を見せていた。
生活拠点を置く米国から帰国したばかりの堀米は「19日は(東京ドームに)見に行く。すごく仲のいい友達なので、絶対に勝ってほしいですね」とエール。ただ、親友のキックボクシングでのラストマッチにして、団体の垣根を超えてようやく実現する大一番だけに、「『頑張れ』としか言えない」と緊張感もにじませた。
この日のイベントでは編集者の野村訓市氏、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ代表取締役社長の秋田智一氏とトークし、自身のライフスタイルや自然エネルギーに関する話題などを話した。堀米はストリートカルチャーとしてのスケートボードの普及という夢を口にした上で、競技面でも「(五輪で)3連覇までは考えている」と24年パリ大会だけでなく、28年ロサンゼルス大会への出場にも意欲。「ロスの時は29歳。(周囲の)スケートのレベルもすごく上がってきているので絶対にいけるとは宣言できないが、そこまでいけるつもりでスケートをしています」と覚悟を明かした。