「トランポリン・世界選手権代表最終選考会」（１８日、東京体育館）

　世界選手権（１１月、ブルガリア・ソフィア）の日本代表最終選考会の決勝が行われ、女子は２０１９年世界女王で東京五輪代表の森ひかる（２２）＝ＴＯＫＩＯインカラミ＝が合計８９・０３０点で８人中８位となったが、５月の１次選考会の結果で新たに代表に決まった。既に代表入りしていた宇山芽紅（スポーツクラブ　テン・フォーティー）が優勝。男女各５人が代表に決まった。

　森は予選１位だったが、決勝ではバランスを崩して演技を通しきることができなかった。世界切符は獲得したが、「悔しいので、世界一をもう一度獲りにいくぐらい強い気持ちで練習したい」と闘志を燃やした。東京五輪はまさかの予選敗退に涙した。再起の舞台へ「今までの自分とは違う。初心は大事だと思うし、しっかり練習を積んで完璧にしたい」と意気込んだ。