馬淵優佳 日本選手権へ 公式戦復帰いきなりV“引退”前より高難度の技決めた

 「飛び込み・関西選手権」(25日、丸善インテック大阪プール)

 女子3メートル板飛び込みが行われた。競泳の瀬戸大也の妻で、昨年12月に現役復帰した元世界選手権代表の馬淵優佳(27)=ミキハウス=が17年8月の世界ユニバーシティ大会以来、4年10カ月ぶりに公式ルールに則った大会に出場。267・90点で優勝を飾った。

 24年パリ五輪出場を見据え、復帰前の現役時より5本中3本の技の難度を上げて臨んだ。1本は回転不足で入水して点数を伸ばせかったが、残り2本の305B(前逆宙返り2回半えび型)で水しぶきの立てないノースプラッシュ。205B(後ろ宙返り2回半えび型)も成功させた。

 4月にミキハウスに入社し、現在は栃木県を拠点に2児の母として育児と、週5回の練習を両立させる。今大会で8月に開催される日本選手権(栃木・日環アリーナ)の参加標準記録200点を突破し、出場権を獲得。代表入りするためには同大会で上位の成績を収め、毎年2月に開催される選考会で2位以上に入る必要がある。道のりは長いが、24年パリ五輪出場へ向けて一歩進んだ。

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