大橋悠依は5位 五輪より6秒遅くも「出し切ることできた」
「競泳・世界選手権」(24日、ブダペスト)
競泳女子400メートル個人メドレーで東京五輪金メダルの大橋悠依(26)=イトマン東進=は4分37秒99で5位に終わった。谷川亜華葉(イトマン近大)は4分44秒28で8位。15歳のサマー・マッキントッシュ(カナダ)が4分32秒04で勝った。競泳は全日程を終え、日本のメダルは銀2、銅2の計4個だった。
今大会最後のレースは「笑顔で帰ってくる」と決めていた。大橋は表彰台に届かず、金メダルに輝いた東京五輪よりタイムは6秒近く遅い。それでも準決勝で敗れた200メートルとは違い、今の力を「出し切ることができた」との実感があった。股関節などに古傷を抱えており、負担の大きい400メートルを今後も続けるかどうかは明言しなかった。