世界選手権で新“リレー侍”編成へ 男子短距離に坂井隆一郎ら6人選出
日本陸連は1日、世界選手権(15日開幕・米オレゴン州)代表を追加で発表した。男子短距離は既に内定していたサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)に加え、100メートルで標準記録を突破した坂井隆一郎(大阪ガス)ら6人を選出。桐生祥秀(日本生命)、山縣亮太(セイコー)ら実績ある選手が外れ、3大会連続メダルを狙う400メートルリレーも新鮮な顔ぶれとなるが、山崎一彦強化委員長は「新しい選手が今回チャレンジし、パリに向けて(今回不在の)ベテラン勢が加入すると(五輪で)最高のチームが組めるのでは」と期待を込めた。
今大会の代表総勢64人のうち、45人が初出場。山崎氏は「フレッシュで強化のしがいのある、チャレンジングなチームになる」と爆発力に期待した。