「大相撲名古屋場所」(10日初日、ドルフィンズアリーナ)
日本相撲協会は2日、田子ノ浦部屋所属の力士15人が名古屋場所を全休すると発表した。同日のPCR検査で幕下以下の力士1人が新型コロナウイルス陽性の判定を受け、6月28日に感染が判明した幕内高安(32)と幕下以下の力士1人と合わせ、部屋で3人目の感染となった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は名古屋入りは困難と判断。力士全員の休場を要望し、協会側も了承した。
今年に入り、同部屋の力士の新型コロナ感染による休場は、初場所に続いて2度目。部屋の関取は高安のみ。