正代「守りに入らないように」 4度目のカド番脱出へ
「大相撲名古屋場所」(10日初日、ドルフィンズアリーナ)
4度目のかど番で迎える大関正代(時津風)が4日、愛知県犬山市での稽古後に電話取材に応じた。「かど番で守りに入らないように。警戒して中途半端な立ち合いになるより、思い切りいって一番一番悔いを残さないようにできたら結果もついてくる」と言い聞かせた。
例年以上の酷暑が列島を襲っているが、部屋関係者が先に愛知入りした際には気温40度を超えていたといい「ちょっとヤバいな」と戦々恐々。2日に到着してからは降雨もありやや落ち着いたというものの「気温はそこまでではないが湿度が(高い)。結構体力を奪われる」とため息をついた。
「前半で貯金したい。季節的に疲れが出やすいが、後半に疲れが出てくると厳しいので、そうならないようにしたい」とスタートダッシュを誓った。