樋口新葉が一日駅長に「いつも使う」西武新宿駅で 新プログラムは「違った一面を」
フィギュアスケート女子で2月の北京五輪の団体で銅メダルを獲得した樋口新葉(21)=明大=が5日、地元の西武新宿駅で一日駅長を務めた。出演予定のアイスショー「プリンスアイスワールド」のうちわを配り、「いつも使う駅で駅長をさせてもらえるのはすごくうれしい」と喜んだ。
西武鉄道の思い出は「ほとんど練習ばっかり」という。「急行が3、4駅飛ばしで進んでくれる所が好きです」と“駅長”らしさもバッチリで、「すごく五輪からいい経験がたくさんできている。またこういう機会をいただけるように、今シーズンも悔いなく頑張りたい」と目を輝かせた。
新シーズンのショートプログラム(SP)の曲は「Never Tear Us Appart」で既にアイスショーでお披露目済み。この日はフリーが映画「トーク・トゥ・ハー」を中心とした曲になると明かし、「作り途中なので、また披露できたら」と語った。「ショートもフリーもいつもの自分と違った一面を出していけると思う。スケーターが使うようではないような曲を選んでいる。自分で理解して滑っていけたら」と意気込んだ。