関脇大栄翔 大関取り足固めへ井上尚弥からも刺激「すごい。自分も頑張ろうと思いました」

 大相撲名古屋場所(10日初日、ドルフィンズアリーナ)に再び関脇として臨む大栄翔(追手風)が6日、埼玉県草加市の部屋での稽古後、電話取材に応じた。この日は遠藤、翔猿ら関取衆と約15番の申し合い。「よい稽古ができていると思う」と手応えを口にした。

 夏場所は小結で11勝。名古屋場所は大関取りの足固めを狙う場所となる。「もちろん上を目指してやっている」としつつ「まだ1場所2桁勝っただけ。いつも通りの場所にしようと考えている」と冷静に先を見据えた。

 夏場所後には、好きなボクシングや格闘技の中継を観戦してリフレッシュ。中でも、ボクシング世界王者・井上尚弥の3団体統一を果たした一戦に衝撃を受けた。「日本中が期待していて、いろんなプレッシャーもある中で、ああいう100%のパフォーマンスができるのは、すごい」と感嘆。「試合があると毎回見ちゃいますね。魅了されるというか。自分も頑張ろうと思いましたね」と、モチベーションアップにつなげている。

 新関脇だった20年9月場所は5勝10敗と負け越し。同じ三役でも、小結とは「やっぱり違う」と振り返る。経験を積んで臨む関脇として2度目の場所。「誰とやろうが変わらない気持ちでやりたい。2桁以上を目指して頑張りたい」と気合を入れた。

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