坂手主将「勝てるラグビーを落とし込んで来た」フランス戦へ前日練習
「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本-フランス」(9日、国立競技場)
フランス代表(世界ランキング3位)とのテストマッチ第2戦に臨む日本代表(同10位)が8日、試合会場で前日練習を行った。主将を務める先発のフッカー坂手淳史(埼玉)が練習後に取材に応じ、「1週間の準備で勝てる自分たちのラグビーを落とし込んで来た。それを結果として出せるようにしたい」と意気込んだ。
新型コロナウイルスの抗原検査で陽性となり、2日の第1戦を欠場したフッカー堀江翔太(埼玉)と追加招集されたSO田村優(横浜)の経験あるベテラン2人はリザーブに入った。坂手が「どっちも経験値が高い。自分たちがやるべきことをもう一度認識させてくれるような2人の選手」と話すように、すでにチームへ好影響をもたらし、23-42で完敗した第1戦と比べてチームの安定感は増している。
この試合が今夏のテストマッチでは最終戦となる。「大事な一戦だと思います。国立競技場でやるのは特別だと思うし、たくさんの方が来てもらえる中で、僕たちのラグビーを見せるというのはすごく大事な経験」と坂手。通算成績1分け10敗のフランスから歴史的初勝利をつかみ取る。