競泳・入江陵介が24年パリ五輪挑戦を表明「悔い無く泳ぎ抜けたい」出場なら競泳日本単独最多5大会連続
競泳男子で五輪4大会連続出場の入江陵介(32)=イトマン東進=が12日、自身のインスタグラムを更新し、現役を続行し、24年パリ五輪挑戦を表明した。
「RESTART」と書きだし「24年に行われるパリ五輪を強く目指す事を決意しました」と表明した。
今年、ブダペストで行われた世界水泳に出場し「世界新まで誕生したレベルの高い決勝の舞台に立てた8人のうちの1人になれた事を誇りに思い、充実感がありました」と明かし、「世界のレベルは種目によってはかなり上がっており、日本の競泳のレベルは置いて行かれていると感じます。日本の派遣標準が高いという意見もあると思います。しかしながら日本の派遣標準とは別のパリ五輪に出場できる参加標準も発表されており、そのタイムを現状切れていない種目が沢山ある事が現実です。パリ五輪までの残り2年間、そしてその先の競泳の日本チームがステップアップしていく為にも若い選手達の台頭、キャプテンシーがある選手、リーダーシップがある選手がもっと必要になってくると思います。なにより日本代表として世界大会に出場しているという自覚、1レース1レースへの想いをもっと大切にして欲しいです」と、日本の競泳界の現状を指摘した。
その上で「来年は延期になっていた世界水泳福岡2023が開催され、翌年にはもうパリ五輪2024があります。現役として過ごすパリ五輪までの2年間を悔い無く泳ぎ抜けたいと思います」と、綴った。
入江は08年北京五輪から昨年の東京五輪まで北島康介氏、松田丈志氏に並ぶ日本競泳界最多タイの4大会連続で五輪に出場している。パリ五輪に出場すれば、単独最多となる。