かど番の正代 執念の初白星「連敗が止まってうれしい」

 「大相撲名古屋場所・4日目」(13日、ドルフィンズアリーナ)

 かど番の大関2人は、御嶽海が霧馬山を下して2勝目。正代は小結豊昇龍をはたき込みで退け、初日を出した。

 正代が執念の相撲で初白星をもぎ取った。豊昇龍に左手をたぐられて俵に足が掛かったが持ち直してはたき込み。「(3日目までは)後手に回って焦って硬くなっていた。今日は無理にぶつからずに取るようにした」と安どの表情。春場所は4連敗スタートからかど番を脱出した。「連敗が止まってうれしい。落ち着けるようにしたい」と、かど番脱出へ逆襲を期した。

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