2戦連続100点のバスケ日本 ホーバス監督「やりたいバスケできた」
「バスケットボール男子・アジア・カップ・1次リーグ、日本117-56シリア」(15日、ジャカルタ)
1次リーグ第2戦でシリアと対戦し、117-56で快勝した日本代表のトム・ホーバス監督が一夜明けた16日、現地からオンラインで取材に応じ「すごくいい試合だった。3ポイントもよく入って、今までは(そこまで)入らなかったが、みんなの自信が上がったかな。(チームとして)やりたいバスケをやれました」と振り返った。初戦のカザフスタン戦に続く100点ゲームで開幕2連勝となった。
ホーバス監督体制となってから、日本は3ポイントに力を入れているが、シリア戦では計27本成功。須田侑太郎(名古屋D)が12本中9本(75%)、富永啓生(ネブラスカ大)が11本中7本(63・6%)を決めるなど、新戦力も躍動した。
チーム最多の33得点を挙げた須田は「キャリアを振り返っても、あそこまでシュートを打つこともなかったし、入ったこともなかった」と驚いた様子。「自信を持って、自分の役割は3ポイントと割り切って迷いなくプレーできたことが結果につながったかなと思っている。チームメートがいいパスを提供してくれた」と胸を張った。富永は「ノーマークのフリーのシュートをつくってくれたので、決めきるだけだった。自分の役割を果たせた」とうなずいた。
目標とする1次リーグ3連勝に向けて、17日のイラン戦が最大のヤマ場となる。指揮官は「うち(日本)以外ではイランが一番強いが、楽しみ。昨日よりもいいバスケをやって、うちのバスケを見せたい。自信、信じる気持ちが大事」と言い聞かせた。