橋岡優輝、2大会連続の入賞逃す 予選全体1位も 2連続ファウル、3回目は大きく手前で踏み切り
「陸上・世界選手権」(16日、ユージン)
男子走り幅跳び決勝が行われ、昨夏の東京五輪6位入賞の橋岡優輝(23)=富士通=は、7メートル86の10位で、2大会連続の入賞を逃した。
初のメダル獲得はならなかった。15日の予選は2回目で8メートル18センチを跳び、全体1位で通過したが、決勝では1本目、2本目と連続でファウル。記録を狙った3本目は7メートル86で10位にとどまり、4回目以降に進むことができなかった。跳躍後は顔をしかめて首を横に振った。
橋岡は東京五輪で、日本勢で37年ぶりに決勝に進出した実力者。今大会はやり投げ女子の北口榛花とともに日本選手団の主将を務めている。前回19年大会(ドーハ)は8位入賞だっただけに、今大会の目標に「ドーハよりいい記録と成績」を掲げていた。