日本ボクシング連盟 内田会長の3期目が決まる 室伏理事ら新体制
アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟は18日、理事会を開催し、今夏で2期目を終えた内田貞信会長(49)の3期目を承認した。オンラインで会見した内田会長は「パリ五輪への強化体制づくりと、選手だけでなく指導者、審判も世界に通用するレベルに押し上げたい」と抱負を述べた。
理事会にはすでに先月の総会で承認された23人の理事が参加。仲間達也専務理事は、新理事の陸上女子ハンマー投げ日本記録保持者の室伏由佳氏から、「(各委員会が)縦割りではなく、情報共有ができればいいと提案があった」と明かした。
同連盟は2018年に助成金の不正流用などが指摘された山根明前会長が辞任し、内田会長が後を継いで就任。昨年は、東京五輪で入江聖奈(日体大)の金などメダル3個、世界選手権で坪井智也(自衛隊)、岡沢セオン(INSPA)が日本勢として初優勝するなど選手が活躍した。