羽生さん競技会引退表明、各界からねぎらい続々 高木美帆「大きな刺激と夢と希望」
フィギュアスケート男子の羽生結弦さん(27)の競技会からの引退表明を受け、20日、関係者からねぎらいの言葉が続いた。ブライアン・オーサー・コーチは「10年もの長い間、一緒にできたことをとても誇りに思う。いつでもここに帰っておいで」と万感だった。
北京五輪金メダリストのネーサン・チェン(23)=米国=はSNSで「同じ氷に立てたことは人生においての誇り。あなたがスポーツのためにしてくれた全てに感謝」と偉業をたたえた。
北京五輪金メダルのスピードスケート・高木美帆(28)=日体大職=は「羽生くんからは大きな刺激と夢と希望を(同学年の)私たちはたくさんもらった。挑戦を続ける以上、戦う仲間。私も、頑張ります」と特別な思いを込めた。
松野博一官房長官は20日の記者会見で「これまでの活躍に心から敬意を表したい。今後も素晴らしい演技を通し、多くの国民に感動や勇気をもたらしてくれることを期待したい。困難を乗り越えて五輪連覇を達成し、社会に夢と希望を与えた」と振り返った。