バスケ男子、期待の“ロマンシューター”富永啓生、アジア杯終え「自信になった」 豪州戦で3P8本

 バスケットボールでアジア・カップに挑んだ男子日本代表が22日、オーストラリアに敗れた準々決勝から一夜明け、オンラインで報道陣の取材に応じた。

 最終戦となった世界ランク3位のオーストラリア戦との一戦。NBAプレーヤーの渡辺雄太が右足首の負傷で欠場となった中、富永啓生(ネブラスカ大)が、3ポイント8本を決め、両チーム最多の33得点を挙げ、今後に向けた希望の光となった。遠距離からズバズバと決める姿にロマンを感じさせたシューターは「勝ちたい気持ちが表に出た。シュートも積極的に打つことを意識した結果がこの結果につながった」と、うなずいた。

 結果としては8強敗退に終わったが、ワールドカップ(W杯)予選、アジア・カップを戦い抜き、「この2つの大会はいい自信になったことがたくさんあるし、改善しないといけない点も多々見つかった」と収穫があったという。NBAを目指し、米国の大学で研さんを積む21歳は「どんどん改善していけば、成長した姿を次見せられるんじゃないか」と成長を誓った。

 トム・ホーバス監督は「この大会での目標は達成できなかったけど、チームはレベルアップしました」と評価した。一方で「足りないのはインサイドプレーやリバウンド。そこをもうちょっと頑張らないと勝てない」と日本チームの課題を語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス