世界陸上 女子400Mリレー 43秒33の日本新も1組7着で予選敗退

 「陸上・世界選手権」(22日、ユージン)

 女子400メートルリレー予選が行われ、日本は43秒33で日本記録を出したが、1組7着で予選敗退となった。1走を青木益未(七十七銀行)、2走を君嶋愛梨沙(土木管理総合)、3走を児玉芽生(ミズノ)、4走を御家瀬緑(住友電工)が務めた。従来の日本記録は2011年の43秒39だった。

 青木は「1走は走る距離が短いので、しっかり突っ込んでいくつもりで、後の3人にいい流れを作りたいと思った」と振り返った。君嶋は「このリレーチームを組んだ時に、日本記録は絶対に更新しようということだった。そこは素直にうれしいです」と記録を喜んだ。

 児玉は「昨年の試合(東京五輪)では出場することだけで戦うことができなかった。今年は勝負しようと、チームで気持ちを固めてやってきた。日本記録が出たのはうれしいんですけど、世界との差をすごく痛感しました」と課題も感じたという。御家瀬は「初の世界大会でアスリートとして第一歩を踏み出したなという感じ。世界との差はすごいなと身をもって感じたので、これからの陸上人生においていい経験になった。今後はしっかり日本チームが決勝に残る目標を掲げて、まだまだ伸ばせると思うので、頑張っていきたい」と意気込んだ。

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