【ユージン(米オレゴン州)共同】陸上女子やり投げの北口榛花(24)=JAL=が22日、米オレゴン州ユージンで行われた世界選手権の決勝で63メートル27をマークして3位に入り、五輪を含めて女子投てき種目で日本選手初となるメダル獲得を果たした。やり投げでは2009年大会で男子の村上幸史が3位になって以来の表彰台。今大会の日本のメダルは3個目。
北海道出身の北口は旭川東高時代の2015年に世界ユース選手権で優勝し、19年には日本記録を2度更新した。昨夏の東京五輪では12位だったが、今季は6月に最高峰のダイヤモンドリーグで日本勢初優勝を果たした。