東京五輪・パラリンピック1周年記念セレモニー 小池都知事「レガシーにして前進」
東京五輪開会式から1年となった23日、国立競技場で東京五輪・パラリンピック1周年記念セレモニーが行われた。昨夏は無念の無観客開催となったが、この日は観客約1万5000人が来場し、東京大会のメダリストら約200人の日本選手団が入場行進。東京都の小池百合子知事は「観客の前で1周年を祝えたことは大変うれしい。東京2020大会を行ったことをレガシーにして、前に進んでいきたい」と語った。
また、式の冒頭では、今月銃撃で死去した安倍晋三元首相の追悼VTRが上映され、黙とうがささげられた。大会組織委員会の橋本聖子元会長、スポーツ庁の室伏広治長官、VTRコメントを寄せた国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら大会関係者のあいさつも、追悼モード一色となった。